アレンジの話

アレンジのお話。

 

伴奏した譜面が今年1月に亡くなられた僕の師匠、箱石啓人先生の譜面でした。

 

その日は盛岡でのささき絢子さんのシャンソンライブ。

 

アレンジというといろいろありますが、目から鱗というかそういう思いをしたのは本当に久々。

 

練習しながら先生の「な、ここのところの感じ。お前わかるだろ?」という声が聞こえるようです。

そのアレンジのネタは決して「どうだ、ここのところカッコイイだろ」という感じが全くしない。それどころかもっとシンプルにしたり、地味な事を繰り返すだけみたいな感じ。

 

直接は関係ない話ですが、例えばクレッシェンドという記号があります。

それが書かれてたら一般的には「段々強くする」記号なのですが、僕はよく「段々強くしたくなる記号と思え」と言われました。

 

そういった譜面に書かれてあるのを単なる情報として処理するのではなく、自分の意思と一致してこそ、の効果なわけですね。

 

今回のレパートリーで思ったのは「な?段々そういう気分になるだろ?」という自然な効果を感じられ、ある意味で先生と共演できたような。。。

本当に考えさせられる実りあるライブに参加することができました。

 

今もぼーーっと考えてるのですが、、、

 

基本的に僕は自分で使用する以外は譜面書かないのです。頑なに(笑)

唄の伴奏譜とかも頼まれますが消極的というか。

が!見方がなんか変わったな、、

まだこれに関しては自分の中で消化しきれてないけど、凄く大事なものを感じられました。

うーん。音楽はやはり凄い!

 

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